頭の向こう~神経細胞とふつうの細胞の違い
脳を構成するこれらの細胞のうち、主役は神経細胞のほうである。
これはニューロンともいわれているが、胎児期に急激に細胞分裂し増加していく。そして、9か月くらいでそれがストップする。
この段階では、大人よりも多くの神経細胞がある。ところが、その後、せっかくつくられた神経細胞の約半分が死んでしまうのだ。神経細胞同士は互いに連絡をとりあって、いろいろな働きをするのだが、その連絡相手ができなかった細胞が死を迎えるのである。
あらかじめ半減することが決められているため、これを「プログラム死」といっている。生まれるまでにこのプロセスは済んでしまう。
そして、半減した神経細胞はもう増えない。これがからだを構成している他の細胞と違うところだ。