"自然の人工化"とは
今日の技術革新には、「自然の人工化」ともいえる、新しい動きがみられます。
今まで自然にしかなかったもの・・・
あるいは自然にはなかったものを、人間が造り始めたということです。
これは大変なことです。
例えば、バイオテクノロジーの領域です。
糖尿病の薬でインシュリンというのがありますが、これは、これまでは自然にあるものを抽出してきていたが、最近はこれを合成する技術ができ、すでに一部は産業化の段階に入っているようです。
自然にしかなかったものを、人間が造り出したということです。
また、最近よく話題になる体外受精もその一例です。
今までは体内で受精し着床してしか子供は生まれてこなかったのです。
今は体の外で受精させておいて着床させることができます。
あるいは人工宝石があります。
従来の人工宝石はガラスなどで造ってごまかしていたが、今は自然のものと成分の全然違わないものが、造られ始めています。
これらは自然にしかなかったものを人間が造り出す例ですが、最近は自然にはなかったものも人間が造り出してきています。
そのよい例が人工光線、レーザー光線でしょう。