転換の時代
今日は転換の時代・・・
しかもたんなる転換ではなく大転換の時代だということは、以上の点からも明らかでしょう。
私たちの今日生活している地盤そのものが激変しており、私はこれを「地殻変動」といっています。
いずれも生協にとって重大なことなので、生協と直接関係の出てくるものを、いくつか取り上げてきました。
第一は、自然の限界の接近、第二は、今までとは根本的に違った新しい技術革新の波の進行です。
しかし、生協とも密接な関連のある世界の「地殻変動」としては、さらにいくつかの動きを看過するわけにはいきません。
その一つとして、国家のあり方の間題に注意しておきましょう。
とくに強調しておきたいことは、戦後の国家の一つの理想像が崩れてきたことです。
東西いずれもそうでしたが、ことに西側において、戦後ずっと最近まで、国家の一つの理想のようにいわれてきたものがあります。
「ゆりかごから墓場まで」
・・・みんな保障するのがよい国家だ、というのがそれです。
いわゆる福祉国家の理念ですね。