通信産業業界のサービス
通信産業はサービス面での競争が本格化してから、通信の価格破壊は本格化しました。
その中でも注目されたのは、96年末から登場したクレジットカード会社の長距離割引サービス。
特別の手続きがいるわけでもなく、特定の電話番号を回す必要もありません。
・・・それなのに、最大20%近い割引率が受けられることが評判を呼び、加入者が急増中です。
カード会社が電話サービスやインターネットFAXを始めたといっても、実際の電話関係の仕事をしているのは特別第ニ種の登録をした通信事業者であり、カード会社は顧客集めと集金業務しかしていません。
この2つの会社が提携して、電話会社から大口割引が適用される大口契約をし、たくさんの通話を集めているだけなのです。
大口契約の割引率と小売りする時の割引率の差がカード会社と通信事業者の取り分になります。
大口契約を売る側の電話会社にとって、どんなメリットがあるかというと、料金請求事務がなくなるくらいで、実際は持ち出しだといわれます。
・・・それでも割引をするのは、大口顧客を競争他社に奪われたくないという事情があります。